あなたが憧れていた女優や、羨望の目で見ていたモデルさんが、こっそり実践していた「シミ・しわ・たるみ」の治し方

高級な洗顔石鹸ほど肌に悪い

かって日本女性が愛用していた「ぬかぶくろ」などは、実に理想的な洗顔料です。美しい素肌を保つためには、ていねいな洗顔がいちばん大切です。洗顔がちゃんとできていれば、肌の手入れは半分終わったも同然。スキンケアは、「洗顔に始まり、洗顔に終わる」といっても過言ではありません。 反対に、汚れが残っている肌に、どれほどいい化粧品をつけたところで、まったく効果はありません。かえって、逆効果になってしまうことすらあるのです。 さて、洗顔がいちばん大切だとすれば、どのような石鹸を使ったらいいか迷う方もいるでしょう。事実、ちまたには、ありとあらゆるタイプの石鹸が出まわり、女性ならずとも思わず目移りしてしまうほどです。 そこで、このさい、結論から申し上げましょう。 石鹸はシンプルなものがいちばんです。特別なものを使う必要はありません。 石鹸の値段はピンからキリまであり、いかにも高級感のある石鹸ほど、肌に良さそうな気がします。でも、美容医学的にいって、まったくそんなことはありません。 石鹸の成分は基本的にどれも同じです。メーカーは高級石鹸を売り出すさい、そのままでは高く売ることができないため、高価な香料を使ったり、いろいろな物質を配合したり、パッケージにお金をかけたりします。 しかし、石鹸の本来の使命は「汚れをしっかり落とすこと」。香料や着色料も含めて、いかなる不純物も入れる必要はないのです。必要ないどころか、その香料や添加物などが肌に害を与えることもあります。高級な石鹸ほど複雑な物質を配合し、かえって肌に悪い条件を増やしてしまっている、ということも考えられます。 ですから、石鹸は無香料のふつうのモノがいちばんです。かって日本女性が愛用していた「ぬかぶくろ」などは、実に理想的な洗顔料です。
残念ながら、現代女性はその良さを知らないようですから、これについては、後で詳しく述べたいと思います。 ところで、安くてシンプルな石鹸を使う場合に、多くの人が不安に思われるのが、洗顔後のツッパリ感でしょう。 もともとの肌の胆は5.4〜5.7の弱酸性。これに対して、石鹸の胆はアルカリ性です。この胆の違いが洗顔後に肌をつっぱらせる原因となります。でも、石鹸のアルカリ度は、洗浄力と切っても切れない関係にあり、ある程度、やむをえないことです。 弱酸性の石鹸もありますが、こちらは洗浄力のほうがイマイチということになります。どうしても肌が弱いという人は、自分の肌の状態をよく見極めて、弱酸性の石鹸を試してみるのもいいかもしれません。でも、とくに肌が弱いという人でないかぎり、汚れがちゃんと落ちるふつうの石鹸で十分です。 にもかかわらず、洗った直後のツッパリ感を解消するために、わざわざ「つっぱらない、洗顔した後もしっとり感をキープ」とうたわれた洗顔料を選んでいる人がいます。 
すでにお話ししたように、このツッパリ感は、「汚れを落とす」という石鹸の性質上、当然起こる現象です。「うるおいを残す石鹸」などは、本来の目的と矛盾する代物。せっかく洗った肌に、いろいろな混ぜモノを吸着させ、肌に悪い化学物質を残してしまうこともありえます。もし、どうしてもうるおいが欲しいのなら、洗顔後にあらためて補えばいいこと。 企業の宣伝文句に乗ることなく、肌のお手入れの原点に戻って、正しく石鹸を選んで下さい。

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